ドイツ軍 8.8cm対空砲 実物照準器などを
タミヤフェア2025で展示


多くの連合軍戦車を撃破し、対戦車戦闘の切り札として活躍したドイツ軍・8.8cm 対空砲の直接照準器(Flak.Z.F.20 )や砲弾などを静岡市で開催されるホビーイベント「タミヤフェア 2025」で展示します。照準器は実際に覗いて見ることができます。当時の砲手が見ていた光景を体験できるチャンスです!!是非タミヤフェアにご来場ください。

○主な展示品
・8.8cm砲 照準器、パノラマ照準鏡、砲弾、薬莢
・MG34機関銃
・MG42機関銃
・ラフェッテ など


実物の軍用車両を保有する日本ミリタリーヴィークル協会(NMVA)の軍用車両展示スペース(北館エントランス)へお越しください。

日時:11月15日(土)・16日(日)
場所:ツインメッセ静岡 (静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10)

タミヤフェアの詳細、公式サイトはこちら。

奥深い軍用車両の世界。日本ミリタリーヴィークル協会(NMVA)の公式サイトはこちら。




「高射砲で戦車を撃つのは卑怯ですな。」

「なるほど、だったら88mm高射砲以外に撃ちぬけない装甲の戦車で攻めてくるやつは、それ以上に卑怯だよ。」

1941年6月の北アフリカ戦線で捕虜となったイギリス兵とドイツ兵の間で交わされたというこのセリフは、1972年にタミヤから発売されたプラモデル「1/35 ドイツ88mm砲」の組み立て説明図で紹介され、模型少年の心に刻まれたのです。



展示品の詳細

■8.8cm対空砲 直接照準器 Flak Z.F.20













1930年代の製造品と思われるカール・ツァイス・イエナ製の「Flak Z.F.20」。望遠鏡の倍率は4倍で単眼。視野は左右と上下の角度調整機構を持ち、緑色/減光弱/減光強のレンズフィルターを備える。タミヤフェアでは照準器を覗いて見ることができます。




北アフリカ、チュニジアに配備された8.8cm対空砲のFlak Z.F.20。照準器を覗く兵士の額に重なって見える筒状の部品はオープンサイトで本体が故障した際に使用する緊急用。




■対空砲用パノラマ望遠照準鏡 / Rbl.F.Flak 








対空砲陣地への砲の設置や見えない標的を射撃する間接射撃において、砲位置の正確な計測、または照準の基準点を指し示す対空砲用パノラマ望遠照準鏡(Rbl.F.Flak)。倍率4倍の望遠鏡と2つの水平器を備え、左右と仰角の角度を1/6400ミルで調整・計測できる。

Rbl.F.Flak は8.8cm砲専用の光学機器ではなく、他の対空砲や榴弾砲でも使用されている。








Rbl.F.Flak は8.8cm砲の上部に設置されている複座機シリンダーに取り付け基部があり、砲の位置を確認する際に取り付けて使用する(射撃時は基本的に外す)。8.8cm砲の最も高い位置に装着するため、全周の計測ができる。




■8.8cm砲弾(徹甲弾・薬莢)


8.8cm砲の徹甲弾(8.8cm Panzergranatpatrone 39)。1943年製の鉄製薬莢に精巧なダミー弾頭が付いています。




1936年製と1939年製の真鍮製薬莢。




■MG34 機関銃 / MG42 機関銃 / ラフェッテ





・MG34 機関銃
・MG42 機関銃
・ラフェッテ(機関銃用大型3脚架)






MG34とMG42は銃身交換が可能です。どちらも触って、持って、実物の重さや質感を体験できます。




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