■グレネード発射器 その2








銃口との接続部。ネジにつながったL字のハンドルを回転させることで着脱を行う。




写真はネジが締まってロックされている状態。




写真右はL字レバーを回して締め付けを緩めてロックを解除した状態。













ロックが解除されるとそれぞれの固定金具は観音開きで左右に開く。




ここからは本体の刻印を見る。銃身部の側面にある「WaA140」のバッフェンアムトはベルギーの銃器メーカーであるファブリック・ナショナル社を示す。大戦中にはドイツ軍、戦後は世界各国で使用された拳銃、ブローニング・ハイパワーの製造メーカーとしても有名。その上にある「5」は何を示すものか不明。




同じく銃身部の側面。レンチが噛み合う平たん部には刻印らしきものが確認できる。




銃口接続部の下面に打たれた3つの刻印。




Gewehrgranatgerätの略称である「G Gr Ger」の刻印。「e」の文字は横棒が完全に無く、「c」のように見える...





「WaA869」のバッフェンアムトと「gct」のメーカーコードは共に Fischer & Krecke社を示し、銃身部とは異なるメーカーで製造されている。




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