■MG34/MG42への装着方法 


MG34への装着はフィードトレイから伸びた前後2か所の爪で固定させる。最初に前方の爪をひっかける。親指で押している金具にはスプリングが入っており、この金具を押しながら後ろの爪に差し込むとドラムマガジンは固定される。取り付け方法はMG42も同様。






機関銃本体から取り外したフィードトレイとの接続を見る。ご覧のようにドラムマガジンはMG34の主要フレームではなくフィードトレイだけに繋がっている構造。








スタータータブ付き50連のベルトリンクを装着した状態。




■MG34への装着










MG34への装着例。ドラムマガジンを装着すると給弾口をほぼ塞ぐことができるため、泥や異物が機関部に入りにくいといった利点もあるが、左側が重くなり銃のバランスは悪くなる。ドラムマガジン装着から射撃準備開始まで5~6秒ほどを要する。



ボルトが後退した状態にあり、弾薬が所定の位置に引き出されているため、フィードカバーを閉じれば射撃準備が完了する。




■MG42への装着















MG42へ装着した状態。毎秒20発のMG42では50連のベルトリンクが2.5秒であっという間に空になる。そのため戦争後期になりMG42の配備が進むにつれて、ドラムマガジンが使われる場面は大きく減少する。




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