■刻印 その1


レシーバーの薬室上面。製造メーカーコード「ax」はErfurter Maschinenfabrik(ERMA)を示す。「41」は1941年製。薬室前方の一段細くなった部分にある「7,90」の数字は銃身内に刻まれたライフリングの凸部分から凸部分までの最大径を示す。この数字刻印は製造メーカーにより「7,91」「7,92」「7,93」など幅がある。




フロントサイトベースの前方。エルマ社を示す「280」のバッフェンアムト。




銃剣取り付け基部と一体となったストック先端金具。製造番号の下2桁「67」とマウザー社を示す「655」のバッフェンアムト。




木製ストックと銃身前方を固定するためのH型バンド金具の左側。「6567」の製造番号。




H型バンド金具の右側。「WaA655」のバッフェンアムト。




H型バンドを固定する板バネ。「6567」の製造番号と「655」のバッフェンアムト。




ハンドガード固定リングの右側。「655」のバッフェンアムト。




ハンドガード固定リングの左側。スリング通しを避ける形で左右に分かれて「6567」の製造番号が打たれている。




リアサイトの裏面。「214」のバッフェンアムトはKar98k、G.41、G.43なども製造していたBerlin-Lübecker Maschinenfabrik(BLM)を示す。その下には「98」「10」の刻印。




リアサイト調整部品の右側面に不鮮明ながら打たれたバッフェンアムト。数字は655?であろうか。




リアサイト調整部品の裏側。マウザー社を示す「26」と読める薄いバッフェンアムトと「64」の刻印。




リアサイト調整金具の後面に打たれた「68」「63」。




リアサイトにテンションを与える板バネ。「280」のバッフェンアムト。




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