■サドルドラムマガジンへの装填 その2





専用の木製ベースと装弾用ツールがセットになったDT-15用装弾器。もちろんPT-34にも使用できる。









この木製ベースは装弾時にDT-15を安定させて作業効率を図り、手前のL字型金具によって作業中に装弾用ツールが脱落するのを防ぐ。木製ベースは上下逆さまに置いたDT-15が安定するように、干渉する部分が掘られている。

木部にはダークグレイ系の塗料が厚めに塗装されている。

ベースの大きさは289×154×16㎜。




裏側も塗装されている。




シリアル番号と思われる「5712」の刻印。




「PZ」の刻印。意味は不明だがドイツ語でPZといえば戦車を示す Panzer だろうか。



こちらも意味は不明だが「SS」の刻印。








木製ベースとセットになる装弾用ツール。滑り止め加工が施された中央のレバーを押し込むと左右の軸が連動して回転する。一つのレバー操作で左右のスプリング軸を同時に回転させることができるので、装弾作業は一人で行える。




レバーを押し込んだ状態。この押し込み動作によって、弾薬2発分を装弾できる。押し込んだレバーはスプリングの力で元の位置へ戻る。







レバーを押し込む際には回転するが、レバーを戻す際には逆転防止クラッチが内蔵されているので、軸は回転しない。




各部の刻印を見る。意味は不明であるが右上に打たれた「W」の文字。




左上に「SS 4」の刻印。




ドイツ空軍の承認を示すマーク。10の数字はおそらく製造メーカーコードと思われるが、具体的なメーカー名は不明。




左右のマガジンスプリング軸に突起を合わせて取り付ける。








装弾用ツールをDT-15へ取り付ける。




DT-15を上下逆さまにして木製ベースへ配置。この状態から装弾作業を開始する。




レバーを押し込むと、マガジンスプリングの中心軸が回転しマガジンフォロアーが奥へ移動。弾薬2発分程度の空間ができるので、弾薬を給弾口から入れてレバーを戻す。以後、この動作を繰り返す。







専用工具を使っても、強力なマガジンスプリングを押しながら75発を装填する作業は退屈で体力を要する。DT-15/PT-34への装弾作業は非常に面倒。

 

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