■ベークライト製 Dienstglas 6×30の分解 その1



内部構造を見るためレティクルレンズが配置された右側光学系のみを分解する。本個体の光学系はクモリやカビ、ゴミの付着がほぼ無い製造時に近い良好な状態を維持しており細部の清掃が不要である事、ベークライト部品が破損する可能性を考慮し分解は必要最低限に留めている。














精度と強度を確保しスムーズな可動を実現するため接合軸には金属製リングが埋め込まれている。



対物レンズ側の軸には薄い金属製ワッシャーが挟まる。










前後の軸をつなげるスチール製部品。










ベークライト製の目当て・ピント調整リングは内部に収まる接眼レンズ鏡胴と接する部分に金属製部品が埋め込まれており強度を確保。鏡胴は金属製筐体と共通部品のようでアルミが使用されている。



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