■MG対空射撃用3脚 その2













3本の脚は基部のレバー操作によってロックを解除し角度を調整する。







基部内側のギヤによって脚の角度は13段階で調整できる。




脚は閉じた状態から130度以上の可動範囲を持っている。










円形の支柱にMG用の銃架(Aufsatz)を差し込む。支柱上部の側面にある溝は銃架の突起と嵌合して銃架の抜けを防止する。




支柱は高さを2段階に調整できる。赤矢印のボタンを押しながら(ロックが外れる)支柱を上へ引き上げる。




右が支柱を上げた状態。11cm高くなる。







MG34を接続する金具(Lager34)を取り付けた銃架(Aufsatz)を支柱へ差し込む。銃を左右へ旋回させた場合、この銃架から上が回転する。




各部に打たれた刻印。製造メーカーコード「cnx」、「WaA20」のバッフェンアムトは Gustav Appel Maschinenfabrik を示し、ドライバイン34・40の生産はこの1社のみで行われていたようだ。一般的なドイツ軍装備品に見られる製造年の刻印はドライバイン34・40において確認できない。




支柱基部の側面にも「cnx」、「WaA20」のバッフェンアムト。




3つある支柱レバーのうち1か所のみに「cnx」の刻印。



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