■ドライバイン34 初期型 その2
脚に設けられたフック。このフックに錘となるもの(金属製弾薬箱や50連ドラムマガジン)を引っ掛けることで、射撃の反動を低減させることができる。
蝶ナットを緩めると、フックは脚の任意の位置に固定できる。蝶ナットには「M 6」の刻印が見える。
弾薬が入った50連ドラムマガジンを3つぶら下げると6.5kg、300発入りの金属製弾薬箱3つであれば30kgの重量増加となる。
運搬時に使用するスリングの取り付け基部。
オリジナルの運搬用スリング(Trageriemen)は多くが欠損しており入手が難しい。掲載品は近年になって生産されたリプロ品だが各部の形状はオリジナルと同じで参考になる。
上側はスリング金具に通して固定、下側は閉じた3本の脚をスリングで束ね巻いて固定する。
3脚使用時のスリング。脚を束ねていた下側を取り外し、ぶら下げる。