■ドライバイン34 初期型 その4
脚のギヤ受けはマグネシウム合金では強度不足のためスチール製の別部品が埋め込まれておりピンで固定されている。
スチール部品には基部と同じ「WaA452」のバッフェンアムト。
基部と噛み合う脚のスチール製ギヤ。固定用の軸が通る中央以外にも穴が開いており、これは軽量化が目的と思われる。
基部取り付け時には内側となる部分、スチール部品とマグネシウム合金製の脚にそれぞれ「G.Appel」を示すメーカーロゴ。スチール部品のロゴは一つだけサイズが小さい。
スチール部品の側面にはさらにバッフェンアムトが打たれている。いずれも不鮮明だが「G.Appel」を示す「WaA500」と思われる。
指を掛ける突起の付いた脚の調整レバー。反時計周りに少し回転させると、ギアの噛み合いが外れて、脚の角度が調整できる。
脚は写真の角度まで段階的に調整できる。スチール製のギアが噛み合うことで脚は任意の角度でガッチリと固定され、強力な射撃の反動にも十分に耐える。
脚と基部の接続、脚の角度変更と2つの役割を果たす部品。軸は偏心しており、レバーを回転させるとギアの噛み合いが離れる。
調整レバーに打たれた「WaA500」のバッフェンアムト。
調整レバーの突起裏側、「G.Appel」の小さなメーカーロゴ刻印。
同一形状の調整レバーだが、こちらには刻印が何もない。