■装弾器の構成部品


マニュアルに掲載された装弾器の主要構成部品。





装弾器本体。外装はプレス製であるが内部の装弾機構は重いスチール製のブロックが収納されているため3930gと重い。








装弾する弾薬を50発ほど収納するホッパー。上面から見ると薬莢のテーパーに合わせてホッパー全体が湾曲して作られており、凝った設計となっている。




このホッパーは装弾器の実物購入を検討している場合、要注意部品である。第二次大戦後に、各地で使われたこれらの装弾器は7.92×57mm弾からより入手が容易な7.62mm×51mm NATO弾用に改造(幅が短くなる)されている個体が多い。このホッパー部品を確認しないと改造品を掴まされる恐れがある。オリジナルにこだわる人はホッパーに7.92×57mm弾が入るかどうか必ず確認する事。

写真よりも幅が狭いようであれば改造品の可能性が高い。




ホッパーを装弾器本体に取り付けると隠れてしまう部分に本体と同様の「mru」と「43」の刻印がある。






本体は鋳造で、握る部分は木製。取り付け基部には脱落防止のストッパー機構が付いている。






作業台などに本体を固定するためのクランプ。




クランプ上面に打たれた「mru」と「43」の刻印。


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