■装弾器の組立・使用準備

他のページで解説した通り、34年型装弾器は分解した状態で弾薬箱に収納されているため、使用する際には組み立てる必要がある。



まずは作業台に装弾器本体を固定するためのクランプを取り付ける。




クランプをスリットに勘合させて奥まで差し込む。






差し込んだら中央のネジを回してクランプと装弾器本体を固定。下側の長いネジも締めて作業台に本体を固定させる。






弾薬を入れるホッパーは前方を固定後、後部を差し込みスプリング内蔵で可動するラッチ(親指で押さえている部分)によって固定される。




装弾器を作動させるハンドルの取り付け。ハンドル側の差し込み基部にある円錐形の突起と差し込まれる装弾器本体の内側に彫られた溝が勘合して使用中のハンドル脱落を防止する。



親指で押し込んでいる部分がボタン式になっており、押すことで脱落防止機構のロックを解除できる。ハンドルの着脱時にはここを必ず押す必要がある。

これで装弾器本体の組み立ては完了。次に使用する際の準備手順を紹介。




ホッパーに7.92×57mm弾を向きを揃えてジャラジャラと入れる。



ホッパーの口いっぱいまで弾薬を入れると約50発が入る。写真は50発を入れた状態。さらにベルトリンク押さえ金具を開ける。




空のベルトリンクを写真の向きにセットし、ベルトリンク押さえの金具を閉める。




これで装弾の準備が完了する。




あとはハンドルが1回転するごとに1発が装弾される。ホッパー内部の弾薬は途中で詰まる可能性があるため手を突っ込んで上から押すとより確実な作動となる。またハンドルはどちらに回転させても作動する。


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