■運搬ケース



精密な光学機器であるMGZ34を運搬するときに使用する収納ケース。このケースは機関銃分隊の分隊長が運搬を担当する。












ケース本体はプレスのスチール製。生産上の都合かケースの下1/4ほどが別部品で分割されており溶接で接合されている。各所にあるマイナスネジは内側の金具類や木材を固定するためのもの。後面から下側にある2本の布ストラップはベルトに通して固定する際に使用する。

ケースサイズ:165×130×175mm  重量:1512g(空の状態)




フタの固定金具。布のタブを下に引っぱってロックを解除する。この構造は乾電池収納ケース(金属製)とまったく同じ。






フタを開けるとMGZ34は写真の向きでケースに収まる。







ケース底部には無垢の木材から加工した緩衝材にフェルトが貼られ、MGZ34を固定・保護している。木材に開けられた穴には清掃用のブラシが収まる。










フタの内側には木製のベースに収まった2色のフィルターとその上には清掃用ブラシと清掃用の布(ここではどちらも紛失している)が取り付けられる。円形のフェルトはMGZ34の上部を保護する。




フタの内側に黒いインクで押されたアムトだが、スタンプが滲んで文字は読めない。




製造会社である「FRANZ KUHLMANN」と所在地を表す「WILHELMSHAVEN」の刻印。







側面のD型リングにスリング金具を取り付けたところ。運搬の際には金具とケース本体がぶつかり「ガチャガチャ」と音が発生する。







布製スリングは長さ調整が可能で、両端の金具はアルミ製。




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