■木製ストック その1
単材削り出しの木製ストックは木目に対して縦方向の縞模様(虎斑・タイガーストライプ)が確認できる。これは柾目材(木目が直線)の中でも良質な木材のみに見られるという模様。木部はオイル仕上げなのでニスを塗ったようなツヤは無い。前部側面には手で握りやすいように楕円の凹みが設けられている。
ストック前部を手で保持するMP28の立射姿勢。射撃時、マガジンやマガジンハウジングは保持しない。
木製ストック内部も丁寧に加工されており表面は平滑でなめらか。
レシーバーは木製ストック前部に埋め込まれたブロック材により保持・固定される。
レシーバーとブロック材は大型マイナスネジ1本で結合。分解時はこのネジ部を支点にしてレシーバーが持ち上がる。
ストックに埋め込まれたブロック材はマイナスネジで固定。
部品番号と一致する「48」の刻印。
レシーバー後部を固定するストック側の金具。互いの部品が軽い力で嚙み合うだけの簡素な構造だが、レシーバーと木製ストックは高精度に保持される。
部品番号と一致する「60」の刻印。