■レシーバー その4








軽量化のためアルミの鋳造部品から削り出しで製作されたグリップフレーム。表面はつやの無い黒のアルマイト仕上げ。

ドイツでは輸入に頼っていたアルミ素材を航空機製造へ優先使用するため、また折りたたみストック基部の耐久性が問題となりMP40からはスチールのプレス製に変更された。




グリップ内側になにやら刻印が打たれている。




写真左がプレス製となったMP40のグリップフレーム。MP40で使われたプレス型グリップは3種類あり、これは前後2つの部品から成る初期型。






若干茶色がかったベークライト製のグリップパネル。黒や茶など成型色にバリエーションが見られる。




裏側には左グリップ「P.1473 1」、右グリップ「P.1474 1」と樹脂製ストックと同じ「materialprüfungsamt」の刻印。




MP38(右)とMP40(左)のグリップパネル比較。外観の形状はほぼ同じだが、MP38はグリッププレートに設けた凸とグリップフレーム側の凹が篏合する方式。MP40はグリップフレーム側の凸にグリッププレートの凹が篏合する方式となっており、それぞれ専用部品となっている。







グリップフレームとロアレシーバーはネジで固定される。メインの固定ネジに小さなネジが嵌合して緩みを防止する。




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