■収納ケース










計算尺本体を収納する革製のケース。全長310㎜。

ケースは変形防止のため芯となる何らかの固い素材で基本形が作られており、その上に革が貼られている。そのため力を加えても変形せず高精度の計算尺を安全に収納できる。




ケースの裏側には製造メーカー「RIEFLER」と製造年「1940」、その下にはバッフェンアムトも確認できるが本品は消されている。




フタのロック金具は多くのドイツ軍装備品でも見られる共通金具が使われている。




フタ上面。表面の模様や写真右側の破れた箇所を見るかぎり、天然皮革ではなくドイツお得意の紙素材で作られた人工皮革と思われる。







人工皮革は柔軟性が弱いため、フタと本体の接続部は天然皮革が使われている。本ケースで使われている天然皮革はこの1か所のみ。







Messdreieck34を収納した状態。内部には緩衝材となる木製ブロックがネジ止めされており、計算尺本体は内部で動くことなく収納される。







側面のD環はスリング接続用。




ケースの各部に取り付けられたベルトループやフタを接続する革部品の接合はリベット止め。写真左側のマイナスネジが内部の緩衝ブロックを固定する。




ケースの下には6桁+4桁と思われる数字が白インクで書き込まれている。



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