■車載型バレルジャケット その2
消炎器とその基部は共通部品。通常型MG34にはある消炎器の緩み防止ラッチが無いため、車載型ではプレス製の円形金具で代用している。
円形金具はバレルジャケット先端と消炎器取り付け基部の間に挟む。簡易な構造であるが緩み防止効果は十分。
ボールマウント(Kugelblende 50以降の)に車載型MG34を着脱する場合、この緩み防止金具がボールマウントの穴と干渉するためバレルジャケットから消炎器・消炎器取り付け基部・緩み防止金具の3点をいったん取り外す必要がある。
例えば戦車脱出時に自衛用としてボールマウントのMG34を持ち出したい場合、車内からだけでは取り外しができない。
ねじ込み接合されている薬室側。
通常型バレルジャケットとの比較。
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