MG34 車載型(装甲バレルジャケット) / Panzermantel für MG34





軽車輌から戦車まで幅広く装備されたMG34。これらの車載用には通常型のMG34を使用していたが、最前線で激しい戦闘に晒される戦車の前面に装備されたMG34は銃身の変形・破損する事例が目立った。そのため車外に露出しており破損の多いバレルジャケット部を装甲化した車載型MG34が1941年2月2日に採用された。独語の名称は「Panzermantel für MG34」だが「Panzerlauf」という呼び方もあるようだ。

車載型MG34は3号戦車J型より導入された新型ボールマウント(Kugelblende 50)と同時に使用開始。MG42採用以後も車輌マウントに適した車載型MG34が終戦まで継続して使用された。生産は主にマゲット(WaA11/cra)、ブルーノ造兵廠(WaA63/dot)、グストロフ(WaA4/dfb)で行われ、生産数は4万~5万挺程度と推測される。


■各部のディテール紹介

・車載型MG34のマウント

・車載型 バレルジャケット その1

・車載型 バレルジャケット その2

・フロントサイト / 2脚 取り付けアダプター

・対空射撃用照準器 取り付けアダプター / バットストックの取り外し

・付属品収納箱

・布製弾薬袋 その1

・布製弾薬袋 その2

・布製弾薬袋 その3

・地上転用キットの装着 / 車載型MG34 全体写真



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