■SF14Z 収納木箱 その2


ロック金具を外すと、フタが上に開く。










内部は全面に木製板が貼られており、表面は白木のまま。




フタの内側に貼られた内容一覧表の紙。

1 S. F.   (SF14Z 砲隊鏡)
1 Meßkreis   (計測盤)
1 Eingelenkbaumschraube   (木ネジマウント)
2 Regenschutzrohre   (レインシールド)
1 Behälter für Stromquelle    (平型乾電池収納ケース) 
1 Handlampe   (小型照明装置)
1 Anstecklampe   (レティクル照明装置)
1 Verteiler , zweifach   (電気分配器)
4 Glühbirnen 3 ,5V (z. Vorrat )   (3.5ボルト電球 予備)
1 Augenmuschel (z. Vorrat )   (目当て 予備)
2 Blendgläser (hell)   (減光ガラス 明るい)
2 Blendgläser (dunkel)   (減光ガラス 暗い)
1 Putztuch   (拭き取り布)
1 Staubpinsel   (清掃用ブラシ)
1 Klarinoltuch in Tasche   (袋に入った清掃用布)




フタ内側には「予備電球」と「減光レンズ」の箱、清掃用布(写真は代用品)が収納される。




薄く、半分は消えかかっているもののバッフェンアムトのスタンプが打たれている。




フタは布ベルトで本体と繋がっており、写真の角度までしか開かない。







減光レンズ・予備電球の金属製収納箱はフタにリベット止めされており、フタは合成皮革。








中央に電球4個を入れる木製台、その左右に2枚ずつ減光レンズを入れる。フタを閉じるボタン金具には「S.H.B.」の刻印。




各3本ずつの四角ナットで固定された板金具はスリング固定用。










箱の一番下には丁番のフタが付いた小さな空間があり、レティクル照明装置、小型照明装置、電気分配器の3点が収まる。










底部にフェルトのクッション材が貼られた正方形のスペースにレインシールドを収納する。中央仕切り板の上部を90度回転させ、レインシールドを固定。その下に見える長方形の仕切りはSF14Zの対物レンズが収まるスペース。










木ネジマウントは穴に差し込み、90度倒したマウント支柱を金具で挟む。







平型乾電池収納ケースは側面の金具に引っ掛けてぶら下げ、左右のベルトで固定する。




ベルト接続金具は様々な独軍装備品で使われる汎用品。革とフェルトを重ねた押さえがある丁寧な造り。










計測盤は支柱付きの台座に差し込む。







各付属品を入れた状態。SF14Zは最後に入れる。







収納したSF14Zを押さえる木製ブロック。傷防止のため表面には革が貼られている。
















SF14Zは上下逆さに入れてマウント基部を90度倒す。SF14Zはしっかりと保持されており、箱の中でグラグラすることはない。




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