■Sマイン 35 / Schrapnellmine 35

















1935年より生産が開始された「Sマイン 35」。空中へ打ち上げられるSマイン本体はスチール製のカップ型容器に収まっているため、外観は非常にシンプル。起爆用信管は上部に取り付ける。高さ143㎜(上部の樹脂製キャップを外した状態)、直径103㎜。重量は3,849g(掲載品の重量にTNT火薬182gを足した重さ)。




フタ上面の刻印。製造メーカーコード「avz」、1944年製造を示す「4」、不鮮明だが「-47」と読めそうな刻印は製造番号かロット番号の可能性がある。Sマイン本体は内部も含め他の刻印は一切確認できない。










Sマイン上部のフタは、「1」信管取り付け部、「2」TNT炸薬充填口、「3」TNT火薬用火管取り付けネジが配置されている。各ネジには防水用のゴム製Oリングが挟まる。目的は不明だが周囲にはロウを塗布したような質感の厚紙が貼られている。







中央の雷管取り付け部は樹脂製のキャプが付く。径の異なる信管が装着できるよう、外側と内側にそれぞれネジが切ってある。






キャップの内側には樹脂の種類を示すコード「Z2」と製造メーカーコード「V5」が確認できる。「Z2」はセルロースフィラーを含むベークライト樹脂を示すようだ。




大きなマイナスネジの開口部はTNT炸薬を充填する際に使用する。










感圧式信管、引っ張り式信管のどちらも取り付け可能。別ページで紹介しているアダプターを使えば複数の信管取り付けにも対応する。




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