■Sマインの分解 その2







空中へ打ち上げられるSマイン本体。鉄球を保持するための2つのスチール製筒と底部プレート。筒と底部は溝に嵌合して乗っているだけなので簡単に分離できる。




どちらも丸めた鉄板を溶接して製造されている。







中央筒の下には4.5秒遅延式信管が内蔵されており、3本の真鍮製突起はTNT火薬用遅延式信管。




底部のスチール製プレートに黒色火薬を内蔵。周囲3か所の小さな穴は外装ケースと結合させるためのネジ穴。黒色火薬の爆発力でスチールプレートを破り、3本のネジを破断、Sマイン本体を空中へ打ち上げる。













TNT火薬用遅延式信管に接続される3本の火管。火管取り付け部品は木製、点火薬を内蔵する筒は厚紙。










遅延式信管に木製部品をかぶせ、これに火管を取り付ける。




フタ側のネジには上部から火管を支えるため、木製の円柱部品が付く。



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