■対物レンズ







対物レンズ径は13mmと小さい。スリットの入ったチューブをネジで締める簡易な構造でMGZ34へ固定する。対物レンズチューブの径が異なるためこのペリスコープはMGZ34専用となるが、MGZ40用も存在していたようだ。




■接眼レンズ






接眼レンズ側。MGZ34に付いているゴム製のアイピースを共用で使う。チューブ先端のリブはアイピースの抜け防止用。




■ペリスコープを覗く



MGZ34単体で覗いた場合の例。



ペリスコープをMGZ34に装着して覗いた場合。イメージサークルの周囲がカットされて、中央の狭い範囲を覗く事になる。無倍率のため、対象となる物体の見える大きさに変化はない。照準器単体で見るよりも、より多くのレンズやプリズム内を光が通過するため若干暗く見えるが、像のシャープさはほとんど低下が確認できず、さすがドイツ製の光学機器である。視野が狭くなる以外は十分に使えそうなレベル。




このペリスコープを単体で使った場合の見え方。焦点がMGZ34装着用に設計されている(近距離にしかピントが合わない)ため遠景は多少ぼやけて詳細は把握できないが、大雑把に何があるのか程度は確認できる。




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