MGZ34用ペリスコープ / Vorsatzfernrohr MG Zieleinrichtung



MGZ34(光学照準器)の接眼レンズ位置をより低くするために1942年11月に採用された光学機器。大型3脚であるラフェッテに装備されたMGZ34の接眼レンズは機関銃本体よりも高い位置にあり、射手が頭部を撃たれる危険性があった。この光学機器をMGZ34の接眼レンズに取り付けることで接眼レンズ位置を約8センチ、下げることが可能になった。

接眼レンズ位置の高さを低く改良したMGZ40(詳細はこちら)の正式採用と共にすでに配備されているMGZ34の欠点を改善する光学機器の採用は「頭部への被弾」が深刻な問題となっていた事が推測される。

■各部のディテール紹介

・ペリスコープ 全体写真
 
・対物 接眼レンズ部 / ペリスコープを覗く

・MGZ34への装着


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