■引き金機構



ラフェッテ本体の引き金は射角調整装置の右側にある。握り手前方のレバーを手前に引くと機械的リンクによりMG34の引き金を作動させるため、射手がMG34本体の引き金を触る必要はない。





引き金のレバーは金属プレートを介して、上につながる。








マウント後部を上から撮影。引き金を引くと、金属バーを介して上部の金具が時計回りに回転。ラフェッテ上部フレームから出たレバーを押し下げる。このレバーは下記で紹介する引き金作動機構とマウント内部でつながっている。








マウントフレームの中央右側から突き出た引き金作動用の機構。単射と連射が切り替え可能なMG34に合わせてここも切り替え装置が付いている。写真左は連射時、右は下の突起を上げて単射に切り替えた状態を示す。




引き金レバーの操作に連動して射手側へ動く。MG34があれば引き金が引かれている状態である。





MG34は引き金の上部(Eの刻印)を引くと単射、下部(Dの刻印)を引くと連射となる。写真は連射時を示し、引き金の下部のみが引かれている様子がわかる。



連射から単射へと切り替える。引き金の上部のみが押し込まれ、下部は接合していない。




もどる