■34型 弾薬箱（アルミ製）その３ /
Patronenkasten 34 für MG
■アルミ製弾薬箱（1940年製）
製造メーカーコード「bdn.」とWaA497と思われる小さなバッフェンアムトが打たれた1940年製造のアルミ製弾薬箱。アルミ製としては後期の生産品と思われる。こちらも赤茶の下地塗装の上にジャーマングレイ（RAL7021）塗装が施されているが、塗膜が薄く下地塗装の影響を受けているためか赤味が強い。
内部は未塗装だが、キャリングハンドルの取り付け基部だけはなぜかジャーマングレイで塗装されている。
フタの内側にジャーマングレイ塗装が吹き込んでいる。
■アルミ製弾薬箱（製造年不明）
不鮮明なバッフェンアムトに製造年の刻印もないアルミ製弾薬箱。赤茶の下地塗装にジャーマングレイ、内部未塗装となっているのは他の2点と共通。
■アルミ製弾薬箱 比較
3つのアルミ製弾薬箱はほぼ同じ形状。ジャーマングレイ塗装は経年や下地塗装の影響により、それぞれ異なった印象を受ける。写真左から、製造年不明、1940年製、1939年製。右の２つは同一の製造メーカーと思われる。