■ポルトガル輸出用 木箱 その2
木箱の収納品を紹介する。すべてが収まった状態では重量45㎏を超える。
■MG34
MG34はそのままでは木箱に収まらないため、バットストックと2脚を外し、リア・フロントサイトを倒した状態で収納する。
バレルジャケット前方と給弾口の2か所に設けられた仕切り板で固定される。
取り外されたベークライト製のバットストック。木のプレートを上方へ跳ね上げて取り出す。
2脚は木箱側面に収納される。
■予備銃身ケース
4本の予備銃身&MG34専用の予備銃身ケースが付属する。ここで紹介する銃身ケースは塗装の仕上げなどがバラバラのため、後年になって寄せ集めたものと思われるが、オリジナル品は統一されたシリアルナンバーがステンシル塗装され、4本ともに同じものが同梱される。
4本のうち3本は縦に重ねて木箱側面に収納する。
残り一本は反対側に収納されるが、写真の状態では取り出せない。
仕切りを上方へ引き抜くと銃身ケースが取り出せる。
■ガンナーズツールポーチ
各種整備用ツールや予備ボルト、対空射撃用フロントサイトなどが収まるガンナーズツールポーチ。
■50連ドラムマガジン
50連のドラムマガジンは2個が同梱される。他の収納品と異なり専用の仕切り板がなく、空いたスペースにゴロンと入れるだけ。こういった部分は木箱のデザインに統一感のなさを感じる。
■機関部カバー & スリング
機関部カバーとスリング(MG42と共用型)も収納場所が設けられていないため、空きスペースに入れる。この他に、ポルトガル語のマニュアルも同梱される。