光学照準器レティクル照明装置
MGZ34やMGZ40、測距儀などの光学部に配置されるレティクルパターンを照らすための照明装置。夜間や目標が暗いところでは背景と黒色のレティクル線が同化して狙いを定めることが困難であるが、この照明装置を使うことで照準を容易にする。あくまでも照準器内部に収まっているレティクル線が刻まれたレンズを照らすだけなので、夜間暗視装置のようなものではない。照準器越しに目標が確認できる事が大前提であるため、目標が見えない暗闇では役に立たない。
内部に電球が収まっている照明装置本体と電源を供給する電池収納ケース、装置本体と電池収納ケースを繋げるケーブルから構成されており、電源には4.5ボルトの平型乾電池を使用する。
ここでは実際に発光させて、当時の使用状況を再現します。
■各部のディテール紹介