■ZF4 / Gewehr-Zielfernrohr 4-fach





ZF4 (Gewehr-Zielfernrohr 4-fach  ※略称 Gw ZF 4-fach)は半自動式の狙撃銃 G.43での使用を想定して開発された倍率4倍の小銃用望遠照準器。ZF4の開発に当たっては、ソビエト軍が狙撃銃に使用していた倍率3.5倍のPUスコープを参考にしている。プレス加工を多用する事で、従来の光学機器製造に求められた「高度な職人技術」に頼る部分が減り、生産性が向上。製造時間を短縮することで大量生産が期待された。1943年8月、ヒトラーはG.43のみならず、Kar98kとFG42を含む主要な独軍小銃のスコープをZF4に一本化することを表明。月産2万5千個の製造を求めたが、1943年11月までに量産を開始しておらず、12月までの生産数は10,000個程度。以後も生産は目標通りに進まずZF4に一本化するという試みは失敗し、G.43への装備割合も10%程度と低い数字となった。

ZF4の製造メーカーと生産数は AGFA Kamerawerk(bzz)/約3500個、Opticotechna GmbH(dow)/約40,000個、Voigtlanderund Sohn(ddx)/約73,000個、3社合計で116,500個が生産されている(生産数は諸説あるがおおよそ10万前後)。このうち約半数となる57,000個がG.43を生産するワルサー社とBLM社に届けられ、約46,000挺のG.43はZF4付きで生産された。また一部はFG42用(空軍を示す「L」マーク付き)として使われたものの、残りの半分は不良品、工場から未出荷分、空爆の被害などで使用されなかったようだ。

■各部のディテール紹介

ZF4 外観

・ZF4 内部構造 その1

・ZF4 内部構造 その2

・ZF4 アクセサリー その1

・ZF4 アクセサリー その2

・ZF4 マウント

・ZF4 マウント リプロ品

・ZF4 マウントバンド / G.43・K.43への装着




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